(釣りビジョン)正影流 其の参 『北海道支笏湖のブラウントラウト』を観た!
(写真出所:番組HP)
4日間のロケで、僅か1バイトのボウズ。
ゼロ100ゲームとは、こんなものだそうだ!
それにしても気温マイナス3〜4度、水温7〜8度の下でウェーディング。
アタってもドラグが凍ってラインが出ずにバラシ。
北海道の冬のネイティブトラウトフィッシングって、俺には絶対に無理!(笑)
しかしながら、釣果は別として、トークがスゲー勉強になる回だった!
●スプーンの色は凹んだ面:
よぉく水中映像とかを見ると、斜め下から見た時にルアーのお腹が結構見えるんですよ。スプーンでいう凹んだ面が魚に結構見える面なんですよ。
水槽でやればよくわかるんですけど、 魚目線で見た時には凹んだ面が見える。
スプーンは本当は内側に色塗った方がイイ。
色に対して、こだわりがあるなら。
アワビとかも同じ。
●アワビに直接コーティングするな:
アワビのコーティングは普通アワビの上から塗るが、そうすると光り方が駄目になっちゃう!
アワビに直接塗料が乗ると反射角度が変わる。
本当にそんなのって有るんだよ。
※(DUO)鬼鱒シリーズではルアーの内部にアワビを貼るため輝きが損なわれにくい。
因みに、その構造の
『鬼鱒 正影 110F 桐龍』は定価=7,480円(笑)
https://www.duo-inc.co.jp/product/118?productVariantId=248
そんな値段になるのは、インジェクションと桐のハイブリッド構造だから。
アワビだけでなく、ボディもコーティングしない分、一般的なバルサミノーよりも高レスポンスなんだとか。
●去年ノルウェーに行った時にちょっとだけ釣りしたんですけど、現地の釣り人がバイブレーションでメチャメチャ釣るんですよ。
ソナーに映れば100発100中ぐらいの勢いで。
バイブレーションでトラウトが釣れるのを皆知ってはいるけれど、
メインルアーには成り得ないじゃないですか。
河川でバイブレーションを投げてる人はいるが、カルデラ湖を攻略するのにバイブレーションやジグミノー、メタルジグを投げてる人は少数派。
海外の人は先入観に囚われていない。
ルアーを見て『コレは釣れるじゃないか?』で選んでいる。
一番釣れてたのは、ヒラメ用のジグミノーだった。
そんなものを支笏湖や洞爺湖で誰か投げますか?。いませんよね。
風情が無いとか、色々理由はあるんでしょうけど。
今は、何なに用、何なに用とかに縛られずにルアーの新しい使い方とかを自分達で研究している。
●無駄撃ちしない:
釣りは『手返しよくパンパン撃っていく人』と『じっくり粘る人』に分かれる。
大きいのしか狙ってない人は後者か?
そして、小さいのが掛かるような釣り方はしない。
リスク(根掛かり?)覚悟で底を狙ったりとか。
●大鱒は俊敏に動けない:
あまり大きい魚は俊敏ではないので、チャッチャッチャッという小さい動きのルアーだと、先に小さいのが喰ってしまう。
動きが大きくて、ゆっくり誘えるルアーの方が効く。
『ネイティブ系の大鱒には大きな動きが効く』時がある。
大物はじっくりと獲物を待っているイメージ。そういう魚に早く動かしてしまうと気付かないのか、見てるだけで終わってしまう。
目線に入れたら、ゆっくり派手に動かしてアピールする。
●極寒の12月とか1月は当たればデカイ!
厳寒期は大鱒と遭遇率が高い。
止水というのは、風が吹いて波じゃぶんじゃぶんで荒れて濁りが出た方が釣れる。
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嵐山FA(エリアA)におけるmyデカマスの攻め方や考え方、ルアー選択も、あながち間違ってはいなかったようだ。
結果は伴ってないけど。
釣れないから、また来る理由が出来る。(笑)